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2011年12月28日水曜日

子どもたちで商店街を取材へ!






今、草津駅西口商店街活性化事業に参加させていただいており
1月28日に行われるイベントで配る冊子の作成をおこなっています。

冊子で取り上げるお店の紹介を子どもたちにしてもらおうということで
昨日、子どもたちと一緒に4つの店舗へ行き取材を行いました。



はじめに、今日の流れを説明。



アイスブレイクで、アニメやゲームのキャラを考えました。

保護者チームも必死に考える。


しかし健闘及ばず、子どもたちのほうが多く数が出ました。
(当然かな)



取材のワークシートを見ながら、今日行くところをチェック。
ワクワク。ドキドキ。



まずは、子どもたちが住んでいる近くにあるケーキ屋さんへ。
みんなここのケーキはよく食べるみたい。







1年生は、取材が難しいのでカメラマンに。
必死に一眼レフを使って撮影。
「おもくてあまりとれなかった」という感想を最後に言っていましたが、
良い写真をたくさん撮ってくれました。






話を聞いてメモメモメモ




日本で最初にクリスマスブーツを作ったところ!
「近くにこんなすごいところがあったんだ」と
子どもたちが言っていました。




最後は、お寿司屋さん。
慣れてないこともあり、子どもたちはとても緊張してました。




 帰ってきて、メモを見返して取材内容のまとめ。
みんなしっかり要点を掴んで、書いてくれました。




今日、取材に行って見たものを題材にして絵を描いてもらいました。
この絵は、イベントで配る冊子の記事に掲載予定です。
描いたあとにそのことを子どもたちに伝えると、
「えー」と言ってました。



最後は、リアルタイムドキュメンテーション。
この日に撮った写真をスライドショーにしてみんなで見ました。
「あんなことあったね」
「あそこすごかったね」
と言いながら
子どもたちはうれしそうに写真を眺めていました。





イベントが終わって


子どもたちは、大人と接することに慣れていません。
”取材”という行為も普段やったことがないため難しく、だいぶ苦労していました。
取材のときは、緊張してなかなか言葉を発することができませんでした。

冊子刊行までの時間も少なかったため今回の企画は、かなり凝縮したものとなり子どもたちも大変だったと思います。

3時間の長丁場でしんどかったと思いますが、みんな楽しそうに帰ってくれたのでほっとしました。


次回以降としては、

事前に取材の練習。
取材先の人と1度会う機会を作り、関係を構築。

そのあとに取材に行くという流れにしたいなと思います。

2011年12月6日火曜日

山埼亮さんが語る地域活性化を実施するための具体的な戦略





昨日は、「WORLD SHIFT KOBE」に参加してきました。

朝からMERRY PROJECTで新長田のまちを歩き、
昼からは、”コミュニティデザイン”でおなじみの山崎亮さんの話を聞いてきました。

「どうやって地域活性化で食べていくのか?」
「どうすれば、よそ者がその地域に入っていけるのか?」
など、聞きたいことは全て聞けたので、メモ代わりにエントリ−。






<地域を変えることは難しいことではない>


女子学生が卒業研究でダーツを投げて選んだ島を変えていった。
8000人ほどの島で”NPO"という言葉も知らず、”まちづくり”という文言も出なかったところ。
しかし、5年ほどたったら現地のおばちゃんたちがNPO法人を設立して、地域の特産品などを大阪などに卸している。

1人からでも地域は変えられる。

ダーツを投げるまでは名前すら知らなかった島へ1人の学生が行って、地域が実際に変わった。
笑顔が増え、他のところからも訪れる人が増えた。

1人からでも、World Shift は起こせる。






<どのようにして地域に入っていくか?>


相手がなにで困っているかを知ることが一番大切。

5人の地域のキーマンを見つける
そして、その人に3つのことを聞く。


1. なにをやっていますか?
2. 困っていることないですか?
3. あなたが注目しているこの地域の人を3人紹介してください。


紹介してもらった人に会いにいき、その人に上記の質問をまたする。
そうやって、まずは50人と会う。
それくらい会えば、だいたい地域のキーマンなどもみえてくる。



<アイデアの生みだしかた>


まずは、多くの事例を知ること。
事例の中から、どれが使えるかを考えていく。

山崎さんの会社では、プロジェクトに関する本を徹底的に読んでいる。
会議では、「この本のあれ使えるよね」「あれを、ちょっと変えたらどうかな?」といった会話がよく出てくる。
事例を知らないと、会議についていけない。







<いかにしてコミュニティデザインでお金を稼ぐか?>


対価が発生するということは、困っている人をラクにすること。
”働く”とは、”傍(ハタ)を楽(ラク)”にすること。
そのためには、日本の課題、地域の課題を知ること。
困っている人がいれば、それをどのようにして解決するか。
それが出来れば、喜ばれるし、感謝されるし、お米をもらったり地域の特産品をもらったりして、結果お金もいただくことができる。




【編集後記】

紹介してもらうのはいいけれど、なにを話していいのかわからなかったのですが、
「なにをしているのか?」「なにが困っているのか?」を聞くというのを教えてもらって、気軽に人へ会いに行けそうです。