僕の悪い癖は、考え過ぎてなにも出来なくなること。
「バカになれ」みたいなことは良く言われますが、これはほんと大事だと思います。
知り合いとか後輩の活躍を聞くにつれ、「すごいなー。自分には出来ないなー」なんてただただ羨望のまなざしを向けていました。
なにから手をつけて良いのかもわからず、ただただ企画やアイデアを練ることだけをしていました。
すっごいアイデアや企画を作れば、自ずとお金は集まり、人も集まり起業を出来るんじゃないか。
そんな風に思っていました。
でも、そんな簡単にアイデアはふってくるわけもなく、ただただ時間ばかりが過ぎていきました。
失敗を恐れ、人に会うことを怖がり、挑戦することから逃げていました。
ただ、それは必要なこと(期間)だったように思えます。
人生に無駄なときなんてないし、起きることは全て最高の出来事だと思うようにしています。
この時間があったから、自分の中から発する恐怖の声と向き合うことができ、”なにかしたい”という思いもより強く出てきました。
挑戦=恐怖
なにかに挑戦するときは、いつだって恐怖でいっぱいです。
尊敬する人にメールを送るとき、目をつぶって「えいやっ」と送信ボタン押してたくらいにびびっていました。
教育学部出身でもないのに、教育分野の仕事をしたいと思っている僕を子どものお母さんたちはどう思うだろうか?
”知識もないのに、なにやってるんだ!”
関係者にそんなふうに思われるのではないだろうか。。。
内心では、いつもひやひやしています。
自分が信じることをする
その恐怖を乗り越えることが出来るのは、”想い”です。
”信念”と言ってもいいかも知れません。
僕には「やりたい」ことがあります。
多くの子どもたちに自分の可能性に気づいて欲しい。
「出来た」という経験を積んでもらい、なにかへチャレンジ出来るような子どもに育って欲しい。
今の日本は閉塞感でいっぱいで、高度経済成長のときのように目指すべきものがあるわけでもないし、働けば働くほど生活が豊かになることが保証されているわけでもない。
良い大学へ入って良い会社へ勤めるという価値観は、もう古いってことが子どもでもわかるくらい。
なにが正解なんてわからない世の中で必要なことは、自分で考え、自分の足でこの社会を歩くことだと僕は思っています。
子どもたちが自分に自信を持ち、自分が「やりたい」と思う人生を過ごすこと。
そのお手伝いをすることが、僕が生涯やっていきたいテーマです。
1人でも多くの子どもたちに自信を届けるためにも、くじけるわけにはいけません。
辛いこともあるし、しんどいこともたくさんあります。
子どものことで悩むことも多いし、嫌になったりもします。
でも彼らの笑顔を見たら、その全てが吹っ飛ぶくらいに幸せで、うれしくなります。
その瞬間のためにやっていると言っても過言ではないくらい。
目をキラキラさせながら、「やった」「できた」「わかった」
そんな声を多く集めること。
それが僕の夢であり、目標であり、やるべきことであり、やりたいことです。
出来ないことを考えない
『ダメな自分を救う本』には、
「今、この瞬間に何ができるか?」を考え、それを行動に移すこと
とあります。
自分に出来ないことを考えても仕方ありません。
僕は、人見知りなので、いきなり人に会いに行ったり、飛び込み営業的なことは出来ません。
気合いで行うこともできますが、結局うまくいかないし、疲弊し、嫌になるだけ。
だから、出来ることだけをするようにしようと思っています。
ワークショップの企画。
知り合いの人たちを巻き込んで一緒に広報。
知っている人の場所を借りてイベント企画。
全て、今の僕が出来ること。
跳び箱を10段しか飛べない人が、15段を飛ぶことは無理です。
でも、11段だったら頑張ったら飛べるかも知れません。
そうやって、自分が出来ることからやっていけば
気がつけば15段も、いや20段すら飛べるようになっていると思うのです。
自分が苦手なこと、出来ないことは受け入れ、強みを生かすことだけを考えていけばいいのではないかなって思います。
その代わり、出来ることを一所懸命する。
そうすれば、新しいステージに立つことが出来るのではないかな。
なんて思った夏の終わりでした。
<編集後記>
FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」を聞きながら書きました。
テンションめっちゃあがりました。
ファンモンは、くさいくらいにアツい歌詞で、アツイ感じで歌ってくれるので大好きなんです!!
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