子どもたちへ伝えたい言葉がたくさんあることに気がついた。
僕自身、自分に自信がない。
だからこそ、今の仕事をしている。
子ども達に教えながら、僕自身も教えられている。
自分が成長するため、苦しみから抜けるために日々勉強。
そこで気がついたことがたくさんある。
そんな僕だからこそ、子ども達へ伝えたいことがある。
子どもたちへ向けて講演も増やしていこうと思う。
まずはブログで、伝えたい言葉を1つ1つ記事にしていきたい。
『理想の自分を追いかけるのをやめよう』
自分は、みんなとは違う。
僕はずっとそう思っていた。
人よりも隠れた才能がある。
誰よりも努力出来る。
どこかで人を見下していた。
つまらないことをしている人たちをバカにしていた。
「努力は、裏切らない」
そう信じて、ただガムシャラに努力を続けた。
けれど、挫折した。
プロ野球選手を目指し、意気揚々と入った高校。
でも、周りの人たちは凄かった。
出来ない自分、劣っている自分を直視するのが怖かった。
気がついたら、逃げ出していた。
スゴい自分を目指すからしんどくなる。
完璧な自分、優しい自分、頭のいい自分になろうと思うから、現実とのギャップを感じて嫌になってしまう。
理想の自分なんて目指さなくていい。
過去は、なにがあっても変わらない。
まずは、出来ない自分を受け入れよう。
「こんな自分じゃダメだ!」と思うんじゃなく、「ああ、自分は勉強やりたくないんだなぁ」と心の声に寄り添おう。
いきなり、スゴい人に変わることは出来ない。
出来ない自分を理解した上で、やるべきことを1つ1つやっていけばいい。
急にスゴい人、理想の自分になるなんて不可能。
勉強が苦手な自分も片付けが出来ない自分も恥ずかしがりの自分もすべて自分だ。
誰にだって出来ないこと、苦手なことはある。
自分のイヤなところだって、どんな人にもある。
受け止めるのには勇気がいる。
でも、一度自分の弱さに向き合えば、そこからコツコツがんばることが出来る。
自分で自分を責めるのは、もうやめよう。
がんばれなくても、勉強が出来なくても、キミはキミだ。
大丈夫。
人は、いつだって変わることが出来る。