今、”フリペ塾”というものをしようと動いています。
以前は、”ガクカフェ”という学童とカフェを融合した子どもたちの居場所を考えていたのですが、子どもを預ける場所でご飯を食べさせたいというニーズがないために断念しました。
また、保護者のかたへのメリットがわかりにくいということもあり、それに変わるような企画を考えてきました。
子どもたちが、挑戦することを応援する場所を作りたいという想いから、”フリペ塾”というアイデアが生まれました。
「これをやろう」と思ったのが9月の末なので、まだ1ヶ月たっていません。
しかし、プログラムの枠組み、3カ年の計画、財務計画など(途中ではありますが)着々と準備は出来てきました。
”アイデアが浮かんで、その後の行動をどうするか”を参考にしていただければと思い、ここになにをしたのかを書きたいと思います。
高橋プレゼンで企画書を作る
山崎亮さんの『コミュニティデザイン』に、
”解決すべき社会的な課題を見つけたら、すぐに企画書を書くこと”とあるように、なにかのアイデアが浮かべば、すぐにそれを文字にすることが必要だと思います。
僕の場合だと、高橋プレゼンで簡単に概要がわかるようなスライドを作り、それをslideshareで共有。Facebook、Twitterなどにもアップして、多くの人に見てもらえるようにしました。
高橋プレゼンとは、写真などを使わず、大きな文字でスライドに内容を書く手法で、なんといっても簡単に作れるのが利点です。
記載する内容としては、目的、事業の内容などがわかればOKです。
プレゼンテーションzenを使ってスライドを作成
高橋プレゼンで概要をまとめたら、次はもう少し詳しい企画書を作ります。
”この企画のおもしろいポイント"、”より具体的な内容”を高橋プレゼンの内容を元に肉付けしていきます。
僕の場合、資料はKeynoteで『プレゼンテーションZEN』を参考にして作成します。
シンプルでわかりやすく、美しいものを心がけて作ります。
この資料もTwitterやFacebookなどにあげて、より多くの人に見てもらいます。
師匠に謁見
企画書が出来たら、多くの人に意見をもらいましょう。
お願いするのは、主に2タイプの人。
・先輩、師匠、メンター
同じような問題意識を持っている人や、事業をするに当たって参考になることを先にされているような諸先輩。
目の肥えた人に見てもらって、事業計画などをどう思うか伺いましょう。
行動するまでに一番のポイントはここだと思います。
先輩としての冷静な目で見てもらえますので、アドバイスも明確。
問題点もしっかり指摘してもらえるので、自分のアイデアに自信を持てるようになります。
(ダメだしされまくって凹むことも覚悟しなければなりませんが。。。)
・顧客になる人
行おうと思っている企画のターゲット。
”フリペ塾”であれば、子どもであり、保護者です。
お金を出してくれるのは、顧客の人たちなのでこのかたたちの意見は非常に大事です。
(ただし主観が入ってくるぶん、意見なども分かれますのであくまで参考に)
2~3人でもメンターのような人がいれば、非常に心強いです。
僕は、そういった方々に会ったときに大事にしているのが「宿題をもらうこと」です。
自分の相談のために、先輩の方々に時間を取っていただくのは恐れ多いし、なかなか頼みにくいです。
しかし、宿題をもらっていれば、「前回ご指摘いただきました件で僕なりに考えましたので、またお時間いただけませんでしょうか?」と自然に言えます。
まとめ
アイデアは、できるだけ多くの人に見てもらいましょう。
1人で考えているだけでは見えない視点が必ずあります。
「いいな」と思ってたアイデアも、そうやって話を聞いていくと問題点が出てきます。
そういった”宿題”を多くの人からもらうことが、アイデアを思いついたときには大事です。
”宿題”さえもらえば、あとはそれを解決するためにどうすればいいかをひたすら考えます。
アイデア(解決法)が浮かんだら、また相談。
そんなサイクルをまわしていくと、自然に応援してくれる人も増えますし、企画内容もブラッシュアップされていきます。
アイデアは頭の中にあるだけでは誰にも伝わりません。
文字にしたり、絵に描いたりして他の人に伝えられるようにしましょう。
そうすれば、きっと思いもよらない発想やアドバイス、応援がもらえます。
私も起業を考えている人間です。
返信削除とても参考になりました。
せっかくなので、私も一つ大事にしているコツをコメントさせてもらいます。
私の尊敬する先輩は企画書作成のコツとして、
口癖のように、「ペライチで」とおっしゃります。
A4一枚の企画書で伝える。
忙しい人にも読んでもらえるのはせいぜいA4一枚。
まだまだアナログの人が多いですから、イメージとしてはワード縦書き一枚。
ということで、事業をやろうとしている人たちは、
そういう企画書も準備してあるといいというのが、
大事なコツでした。
参考にしてください。