〜前回の続き〜
(教育に関することをしたかったけど、どうすればいいかわからず人に相談したところ「イベントすれば」というアドバイスをもらって、人を集めることにした。
そして、はじめての会議)
ここまで来るのに3年かかった。長かったのか短かったのかわからない。
仕事を辞めると決めたものの、僕は教育学部出身でもない。
今、NPO法人登記中のD.Live。
この団体の初ミーティング(2009年5月)が、そのときだった。
教育なんてほとんど勉強していなかったけど、情熱だけはあった。
ただ、想いをぶつける
環境とか能力じゃなくて、子どもたちの可能性を伸ばせる機会を作りたかった。
就職活動で、「きみはなにがしたいの?」と聞くけど、今までそんなことを考える機会は教育現場にはなかった。
高校も大学も行くのが当然くらいになっていて、先生は「どこの大学に行く?」と聞いてくる。
僕は、最初の質問は「今後、どうする?」だと思っている。
みんなが大学行くから行くじゃなくて、どういう人生を歩むのか。
自分はどんなことをしたいのか。そんなことを考えることが大事。
そういう機会が少ないから、就活のときにみんな悩むし、苦しむ。
「子どものときから、もっと将来について考える機会とか、夢を見つけるキッカケとかあればいいのに....」
なんてことを思っていて、会議のときに話した。
ただ、自分の想いを語った。
なにをやるかなんて全然考えてなくて、人が集まればなにかが動き出すと信じていた。
僕がやるべきことは、「なぜ、こうして集まっているのか?どうしたいのか?」
それをただただ、ひたすらに語ること。
会議に出席してくれたメンバーは、それぞれ参加した動機や想いを語ってくれた。
”子どもたちが夢を見つけるキッカケを作ろう”
団体のコンセプトを決めて、会議は終わった。
そのあとは、毎週会議をおこない夏頃に実施しようと考えていたイベントの打ち合わせをしていった。
D.Liveに込めた想い
メンバーも少しずつ集まりだし、団体名もみんなで決めて「D.Live(ドライブ)」となった。
今は、団体の副理事長をしてくれている子がアイデアを出してくれて、みんなで決めた。
”D"は、Dream(夢)の頭文字。
"Live"には、『より良く生きる』『イキイキと生きる』という意味がある。
「夢に向かって、イキイキと生きる」
僕たちと一緒に、子どもたちが夢に向かって生きる。
夢に向かってドライブ(疾走)する。
そんな想いを込めて団体名をつけた。
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