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2012年4月3日火曜日

社会起業家になりたい君へのアドバイス







・社会問題を知ろう

社会には、多くの問題がある。
日本だけでも、自殺や孤独死、ホームレスに関する問題など多種多様。
まずは、どういうことが起きているのか。
なにが問題なのかを調べてみよう。


・取り組みを知ろう

日本にも多くのNPOがあり、事業型のNPOもある。
それぞれの団体がどういう目的で事業をしているのか、どんなビジネスモデルなのか知ることで
自分の活動にも必ず活かすことができる。


・データにあたろう

日本の自殺者は、1年で何人か知っているだろうか?
年代別ではどうなっているだろう?

データを見ることで、今まで聞いていたことと違うなと思うこともある。

また、自分が問題と感じるところがわかり、どんな社会問題を解決したいか気づくことも出来る。


・活動に参加しよう

実際にNPOなどに参加してみよう。
働いていても問題ない。
“プロボノ”という形で携わることができる。
学生の人なら、ぜひインターンをしてみよう。
外から見るのと中でおこなうのでは全く違う。


・自分の過去と向き合おう

社会起業家の多くは、自分の体験が元になっている。

僕の場合は、高校時代に自信を失って学校へ行かなくなったことがキッカケ。
かなりキツイ体験だったので、子どもたちには同じ思いをしてほしくないと思って、今の事業をしている。

昔辛かった経験や不満に思ったこと、嫌だったこと。

そんな想いから取り組みたいテーマを見つけることができると思う。


・困っている人に話を聞こう


どれだけ本を読んで知識を得ても、目で見て耳で聞かないとわからない。
会って話すことでリアリティがうまれる。

事業をやるときでも、「これをすれば○○さんは喜んでくれる」と確信を持っておこなうことができる。

以前、社会起業のコンペで『ターゲット100人の名前を言えることが必要』と言われた。
困っている人は、どうして困っているのか。
なにに困っているのか。
どうすれば解決するのか。

それは頭の中だけで考えていても解けない。
本人に会い、話を聞いてはじめてわかることがある。



まとめ


僕は、知恵を生み出すのは知識だと思っている。
そのためには、本を読み、話を聞き、体験し、行動することだと思う。
とりあえず、思いつくものをざっと書いてみた。

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