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2014年4月8日火曜日

学生生活を有意義に過ごしたいキミへ伝えたい、良いニュースと悪いニュース




僕は、NPO法人 D.Liveの代表理事をしている田中だ。
スタッフや生徒は、僕のことを“イチロー”と呼ぶ。
理由は、自分から言うのは恥ずかしいので個別で聞いてくれ。

ここに良くないニュースと良いニュースがある。
どちらから聞きたいだろうか?

では、良くないニュースから言おう。
『大学生活は、短い』
キミが思っているよりもずっと短い。
しかも、不思議なことに1回生よりも2回生。2回生よりも3回生と上級生になるほど時間は短くなってくる。
やるべきことも増え、ルーティンも多くなるのが原因だと思う。

次に良いニュース。
『大学生活は、なんだって出来る』

大学時代はモラトリアムと言われるくらい、なんだって出来る期間だ。
バイトに明け暮れることも、旅行で世界を周ることも自由。
無限の可能性がキミには、ある。

じゃあ、ここでキミに1つ聞きたいことがある。

“今、必死になれているもの” があるだろうか?

どんなことだってかまわない。
バイト、サークル、恋愛…etc

就職活動のためなんかじゃない。
自分のために、なにか必死で取り組む経験が必要だ。

必死で取り組んだことの数や時間は己のチカラになる。

これは、社会に出て必ず活きてくる。
スキルや知識といった表面的なことだけでなく、タフネスさになって現れる。

「これだけのことをやった!」
「あのとき、必死でガンバった」

それは、辛いとき、仕事を辞めたくなったときに自分の自信となって踏ん張るチカラになる。

今、必死になれるものがないと答えたキミは、「やりたいことが見つからないんです」と嘆くかも知れない。

そんなキミにいくつか僕から出来るアドバイスがある。


やりたいことが見つからないときの対処法





目標を決める

僕の好きな言葉に『決めてしまえば全ては動き始める』というのがある。
出来るとか出来ないとか考えずに、決めるんだ。
「世界一周する」と決めれば、どうやってお金を集めるのか。いつやるのか。
思考は実現へ向けて動く。
小さな目標でもいい。
「彼女を作る」「サークルへ入る」
なんでもいい。
期限を決めて目標を立てることで、キミの人生は加速する。

どこかへ飛び込む

少しでも興味を持ったら、団体や活動へ参加しよう。
1度や2度、参加してみてピンとこなかったら辞めたらいい。
人生は短い。テンションの上がらないことにパワーを使っている場合じゃない。
だから、気軽に飛び込んでみよう!
やってみないとわからない。
迷っているヒマがあったらどんどんやってまえ。
仕事を抱えすぎて、自爆することも学生時代は許される。
自分の限界を知るのも勉強だ。

誰かの夢にのっかる

学生時代、「友達の夢を叶えることがオレの夢だ」と言う友人がいた。
他人から見たら、いろんなことをしていて一体何をしたいのかわからない状態だった。
けれど、本人は信念を持ってやっていた。
“やりたいこと”が見つからないなら、夢や情熱を持って活動をしている人にのっかろう。
世の中には、おもしろいことを考えている人、アツい想いをもって人生を過ごしている人がいる。
そんな人と一緒に活動するのも1つの手だ。
別に、あわててやりたいことを見つける必要なんてないんだ。


学生時代の限られた時間。
いろんなことをすればいい。
1つのことに熱中するのもいいし、いろんなことに手を出すのも悪くない。

僕は、選挙の手伝い、テレビ制作、カフェ運営、社長のかばん持ち、ベンチャー企業でのバイト、就活イベントの開催、NPOでのインターンなどなど、とにかくいろんなことをやりまくった。

ここでもう一つ、キミへ伝えたいことがある。

それは、「やりたいことの見つけ方」だ。

対処法は教えた。でも、それはあくまで一歩を踏み出すステップに過ぎない。
キミが人生をかけ、「これがやりたい!」と思うことを見つける方法をここでは伝えよう。


やりたいことの見つけ方




とにかくやってみる

キミが好きなラーメンの味はなんだろう?
ポテトチップスでもいい。
その好きがわかるのは、食べ比べたから。
やってみないと本当に好きかどうかわからない。
僕は、学生の頃テレビ制作の仕事がしたかった。
フジテレビに泊まり込み、制作の手伝いをさせてもらった。
仕事は楽しかった。自分にも向いていた。
けれど、そのとき「もっと人と触れ合う仕事」がしたいと思った。
喜んでいる人、笑っている人をリアルに感じたかったんだ。
テレビは、視聴者を1人1人見ることは出来ない。
これは、実際にやってみたからわかったことだ。
もし、学生時代にテレビ制作をしていなかったら、きっと僕はテレビ局への就職を希望しただろう。


達成したいことはなにか?

人生のゴールをどこに掲げるか?
美人な妻と幸せな家庭を過ごすことなのか?
バリバリ働いて、富を築くことなのか?
いわゆる、価値観と言われるものだ。
僕は、人生で「社会を変えたい」と強く思った。
だから、今の仕事を選んだ。
キミは、なにを成し遂げたいだろうか?


いろんな世界を見る

子どもがプロ野球選手やアイドルを目指すには理由がある。
それは、その職業しか知らないからだ。
世界には、3万種類という仕事がある。
NPOの仕事も、日本ではできて10年もたっていない。
いろんな人の人生を知ろう。
いろんな働き方を見よう。
世界は広い。
ヨットで世界を横断している人は、どうやって稼いでいるのか?
タダで世界一周した人の方法は?
世界には、たくさんのおもしろいことで溢れている。
いろんなことを知ろう。
いろんな世界を見よう。
きっとキミが興味を持つものが1つや2つ見つかるはずだ。



何度も言うが、大学生活は短い。
就活のためなんていうしょーもない理由で、やることを選ぶべきじゃない。

真面目に就活対策をしているやつよりも、本気でやりたいことを学生生活を過ごしたやつのほうが
満足いく就職をしている。

そりゃそうだ。面接官からしたら、どっちが魅力的かっていうと一目瞭然だ。

キミには、つまらない学生生活を過ごして欲しくない。
僕は、学生時代にやりたいことを見つけるため1年間を無駄に過ごした過去がある。

やろうと思えば、なんだって出来る。

どうしたらいいかわからなければ、いろんな人に聞けばいい。
大学生というだけで、有名人だってキミに会ってくれる。
質問したら答えてくれる。

世の中は、キミの味方だ。

キミは、なんでも出来るフリーパスを持っている。
けれど、行き先は書かれていない。
どうするかはキミ次第だ。
時間は限られている。

ぐずぐず悩むのか。
いろいろ試してみるのか。
全ては、キミにかかっている。


教育に興味・関心がある大学生のキミへ



もし、キミが教師になりたい。子どもと関わってみたい。
社会を変えたいと思っているなら、僕の団体へ来ないか?

うちは小さな団体だし、メンバーも多くない。
サークルで楽しくやりたいならきっと向いていない。
正直、キミを受け入れる体制が整っているとは言いがたい。


優れたカリキュラムや研修制度があるわけでもない。

けれど、”挑戦したい!”、”成長したい”と本気で思っているキミには最高の場所だ。
やる仕事はいくらだってある。
僕たちは、本気で社会を変えてやろうと思っている。
「自分で新しい仕事を作る」「自分で考えて動きたい」という主体的なキミには最高の舞台が整っている。
なんにもないからこそ、どんなことだって出来る。

子どもたちの未来を輝くものにするためにも、ぜひキミのチカラを貸して欲しい。
D.Liveは、いつだってキミを待っている。















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