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2012年3月27日火曜日

5年で草津を”誰もが主役になれるまち”にする!





昨日は、D.Liveの副代表とプチ合宿。
中・長期的なことを考えたかったので、じっくり話をした。


テーマは、「どのようなまちをつくるか?」

僕たちの団体がやりたいことは、”こどもの自尊感情を高める”こと。
しかし、こどもたちだけにアプローチしてもこの課題は達成できないと思っている。

自尊感情(自己肯定感とも言う)は、自分のあるがままを受け入れられるかどうかの指標。
ただ、主観的なものなので、常に浮き沈みもある。

そこで思ったのが、地域の絆を強められれば、子どもたちを見守ってくれる地域になれば必然的に子どもたちの自尊感情はあがるのではないかということ。


問題は、どうやって地域の絆を作っていくのか。
自治体のような結束の強いものは、現代社会で作るのは難しい。
ゆる〜く繋がれるものがあればいい。

そう思ったときに、それぞれの人たちが持っている強みを生かす機会を作ればいいのではと思った。


まちには、子育てで困っている人もいれば、今まで子育てをしてきたベテランの人もいる。
けれど、その人たちが繋がっていることはない。


そういった、「困っている人」と「強みを持っている人」を繋げることができれば、地域の絆は強まっていく。


そして、その発掘をするのを子どもたちが担当する。
子どもたちが、困っている人や強みを持っている人を見つけ、繋げる役目をする。

子どもがhubとなり、まちをつくっていく。


5年以内で、草津にイノベーションをおこす。


今後は、数値目標を立てるのが課題!!!

2012年3月23日金曜日

あなたは「社会を変えたい」のか、「社会に良さそうなことをしたい」だけなのか?






IIHOEの川北秀人さんの講演を聞いてきた。

川北さんの話は、1年に1回くらい聞いていて、そのたびに深く考えさせられる。

川北さんのブログに、講演資料がアップされています)





『あなたは「社会を変えたい」のか、「社会に良さそうなことをしたい」だけなのか?』


特に、身につまされたのがこの言葉。

「今は、“社会起業家”とかともてはやされているけれど、本当に社会を変えようと思うのなら一生を賭けてやらなければならない。もし、社会に良さそうなことをしたいだけなのだったらいつでも辞めることができる」


私は、本気で社会を変えたいと思っている。
子どもたちと地域の結びつき、社会で子どもを育てるシステムをつくりたい。

でも、具体的な戦略や計画がないと、それは考えていないことと同じなのかもしれないと川北さんの話を聞いて思った。


川北さんに、
「“中長期ビジョンを立てるのは、大変だと思うのですがどうすれば良いですか?」
と聞いたら、


「年度末におこなう総会のときに少し時間を取って考えればいい。そして、薄くても良いから白書を作ろう。3年前と比べてその分野はどうなっているか、周りの環境はどう変化しているか、数年後にはどうなりそうか。そういうのをまとめたものを作ろう」

と、答えてもらった。


来月には、NPOの法人格が取れる予定。
この時期に改めて、社会を変えるためにどういう戦略を持ってやっていくかを考えようと思った。