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2013年3月24日日曜日

こどもしゅっぱん社、2013年度スタッフ募集


日本の教育、変えてみませんか?




就活のときに、僕が疑問だったことがある。

子どものときは「夢なんて持つな」って教育されてきた。

「もっと現実を見なさい」

何度言われたかわからない。

でも、就活をしていると「もっと理想を高く持ちなさい」「やりたいことをやりなさい」なんて言われた。

これっておかしくないのか?


そんなところから教育に疑問を抱きはじめた。



今、日本の子どもたちは夢を描けないでいる。



子どもたちは、生まれたときからこの国は不況が続いており、先行きが不透明の中で生きている。

地域の希薄化で、見守ってくれる人も少ない。

そんな中で、自分に自信を持って、「なにかやってみよう!」と前向きに思う子どもが少ないのは当然だ。


こどもしゅっぱん社に来ている生徒は、みんな目を輝かしながら教室へ来る。

「楽しくてウズウズする」

「めっっっちゃたのしい」


僕たちが思っている何倍もこどもしゅっぱん社が好きで、楽しいようだ。


保護者の人たちには、「スタッフのかたが温かいですね」「子どもの居場所になっています」という声をいただいている。


子どもたちが安心できるような場所が、今の日本にはほとんどない。

学校と家、それ以外のサードプレイス。

自分が自分でいられる場所。

包み込まれている感覚を持てるところ。

それが、こどもしゅっぱん社。


やりがいは、子どもの成長



今まで、「できひん。。。」と言ってた子どもが、「やりたいっ!」と目を輝かしながら言ったときの嬉しさはなにごとにも代えがたい。

ここには、目に見える成長がある。

手をかけたらかけた分、子どもたちは返してくれる。

どこもやっていない授業。

カリキュラムを作るのは大変だし、うまくいかないことも多い。

でも、うまくいったときの喜びは格別だ。

生徒が真剣に授業を聞いて、成長する姿を見るのは嬉しい。

授業を工夫するだけで、伝わり方は変わるし、子どもの授業態度にも変化が出る。

やったらやった分、子どもたちのためにもなるし、自分の成長にもつながる。




・学校の先生になりたい。

・教育に関わりたい。

・子どもが好き

・ワークショップに興味がある。

・地域活性化をしたい。



そんなあなた!

一緒に、子どもが自信を持てていないこの日本社会を変えませんか?


HPも要チェック!!!


2013年3月23日土曜日

こどもしゅっぱん社は、子どもたちに武器を届けたい。


なぜ、桃太郎は鬼ヶ島へ行って鬼を倒せたのか?




僕たちD.Liveは、
『誰もがどんなときでも自分の可能性を信じられ前向きに挑戦できる社会を創る』
というビジョンを持って活動をしている。

子どもたちがなにかやりたいことを持ち、挑戦できるために必要なことは4つだと思っている。


桃太郎のケース


昔話で出てくる桃太郎。

彼が鬼を倒すのに必要だったものがいくつかある。

まず、応援し、きび団子を持たせてくれたおじいさん、おばあさんの存在。

(→ 1. 見守ってくれる人の存在)


見送られ、向かう途中で出会う、イヌ、サル、キジという仲間。

(→ 2. 励まし合える仲間)


そして、鬼ヶ島という向かう先。

(→ 3.こんなことがしたいという想いや目的)


最後に、鬼を倒した刀。

(→ 4. 生きていく上で必要な武器)


以上の4点があることにより、桃太郎は最終的に鬼を倒してめでたしめでたしとなる。




こどもしゅっぱん社で子どもたちに与えたい武器とは?





今回は、「生きていく上で必要な武器」についてもう少し詳しく書いていく。

桃太郎の武器は刀。

では、子どもたちにはどんな武器が必要だろうか?

自分に自信を持つことができ、「なにかやってみたい!」となったとする。

「やりたい」ことが具体的にあったとしても、どうやるかがわからなければ絵に描いた餅だ。

想いが強くても実行が伴わないとなにも出来ない。

実際に取り組んでいる中では様々な問題が起き、それを解決しないことには最終的なゴールにたどり着けない。

そのために、現実社会で子どもたちが戦えるよう、武器を届けたい。

具体的には、企画力(考える力)、発信力(伝える力)、文章力(書く力)、取材力(話しを聞く力)の4つだ。

なにかしたいと思ったら、まずはその企画の内容を具体的に決める。

企画が決まれば、それを書面に落とし、人に伝える。

実行にあたって、いろいろな人にアドバイスをもらったり、協力してもらうことも必要になってくる。

それらの力をトータルで学ぶのが、こどもしゅっぱん社だ。



いかに成功体験を増やすのか?






子どもが自信を持てるかどうかは、うまくいった経験の数が大きい。

その成功体験を増やせるように、基礎体力をこどもしゅっぱん社ではつけている。


実際に企画を考え、どうやって実行するかを考えていく。
その中で、様々な考え方やツールを紹介。
問題解決の手法、アイデアの出し方。

大学生でも学ばないようなことも勉強する。

レベル的には「これは難しいのでは?」と大人は思ってしまうほどのこと。

でも、「この企画をしたい」「実際にやってみたい」という想いが学ぶ意欲に火を点ける。

子どもたちは貪欲に学ぶ。

ビックリするくらいの集中力を発揮する。

大人が唸るような発言をする。

実際に授業をやっていて、「この調子でいったらどんな大人になるんだろう?」とワクワクしてくるぐらい成長していく。



どれだけ実戦で使うか





剣道の練習をどれだけやっても、刀で鬼を倒すのは勝手が違う。

机の上だけで勉強していても子どもたちは楽しくない。

どれだけ実戦で使っていくのか。

こどもしゅっぱん社のプログラムは手段にすぎない。

その活動を通して、力が育まれていく。

その力は、ただマシンでトレーニングして鍛えた魅せる筋肉ではなく、実戦を通して身につけた使える筋肉だ。


子どもたちが、「なんも出来ひんし。。。」と思っている状態から、「おっ、できるかも」になり、「やったできた!」へと変化する。


この変化を1人でも多くの子どもに、少しでも多くの場所でおこなうのが、僕たちD.Liveとしておこなうべき使命だと思っている。















2013年3月22日金曜日

こどもしゅっぱん社 ストーリー 〜 取材での挫折編 〜


学校ではできない、挫折の経験をしたある日 








取材の計画をつくる


こどもしゅっぱん社の後期がはじまって3ヶ月。

年が明け、いよいよ雑誌作りの活動に取りかかる。


それぞれ、どんな取材をするかの企画を考えた。

みんなで話し合った結果、ターゲットは年配の人(おじいちゃん、おばあちゃん)に決まった。

その人たちに読んでもらう企画を考え、ポストイットに書き出す。

何度も企画を練り直し、どんなふうに取材するか、どこへ取材に行くかも決めた。


取材当日




いよいよ取材の日。

これまでにも、何度かまちに出て取材へ行っている。

市役所のお祭りに呼んでもらい、そこでインタビューをおこなったこともある。

けれど、今回は1人での取材。


1人の女の子、小学4年生。

彼女は、こどもしゅっぱん社へ入って一番の新人。

日は浅いが、みんなを仕切ることも出来るし、鋭い意見も出せる。

でも、いざ取材に行くといつもとは勝手が違った。


いつもの取材では、他の子が声をかけていた。

この日は、1人。

自分で声をかけないと誰も助けてくれない。

スタッフは、ただただその様子を見守る。


「あの人に聞いてみたら?」スタッフが生徒に声をかける。

けど、返ってくる答えはネガティブなものばかり。



「なんか温度が低そう」

「忙しい感じ」

「子ども、あんま好きじゃない人やと思う」


彼女の目には、大人がみんな敵のように見えたのかも知れない。

いろいろ場所を変えるも全くダメ。


教室として使っている市民センターの職員さんにインタビューだけしてこの日の取材は終わり。


教室に帰ると、とにかく悔しがる悔しがる。

「あああああーーーーーーーー」

自分の至らなさ、もっと出来たんじゃないかという思い。

悔しさ、みじめさ。

そんないろんな感情がうごめき、言葉にはならない声をあげていた。


その日は、家に帰ってからも、お母さんが声をかけられないほど落ち込んでいたらしい。



リベンジの翌週


落ち込んでる感じで来るかなと思ったら、その日はなに食わぬ感じで来た。

いや、むしろテンションが高かった。

多分、自分で無理矢理テンションをあげて、前回のようにはしないぞ!という決意が見られた。


今回は、高学年(5年生)の女の子が一緒について取材へ。

ただ、あくまでも自分の企画なので自分でインタビューしないことには、記事は作られない。


さぁ、取材。

そう思ったのも束の間。

歩いている途中、公園が目にとまると、おもむろに中へ入って行き、滑り台にのぼる始末。

まだ、取材が怖い様子。

5年生の先輩に促され、重い足でショッピングセンターへ。







見かねた先輩が、「私が声をかけるから、そのあとは自分で取材するんやで」と、優しい言葉をかける。


その方法で3人ほどに取材を実施。



改めて、声をかけることでなにが怖いのかを聞くと、

「断られるのがイヤ」とのこと。


以前の授業で、「断られたら10ポイントげっと!って喜ぶんやで」と教えていたので、
その話を先輩が後輩へアツく語る。

後輩は、「ポイントもらっても別に嬉しくないし〜」

まぁ、もっともと言えば、もっとも。

「じゃあ、なにがあったらいいだろう?」

そこでプチ会議がおこなわれ、『100ポイントを獲得したらアメが1つもらえる』『断られたら10ポイント』というルールが決まった。


挑戦する子に育って欲しい


チェレンジには失敗が伴う。

失敗することは悪いことじゃない。

失敗すること、うまくいかないことがあるってことは、それだけチャレンジしているってこと。

いつも、そのことを子どもたちには伝えている。

だから、こどもしゅっぱん社では出来るだけ多く、子どもたちに失敗をさせたい。

転んで、ケガをしないと、ほんとの痛みはわからないし、ケガをしてはじめて学ぶこともたくさんある。


”転んでもタダではおきない”


そんな芯の強い生徒に育って欲しい。


だから、『うまくいったらアメがもらえる』ではなく、『“断られたら”アメがもらえる』というルールにした。


正直、そんなことでなにか変わるのか疑問だった。

結論から言うと、劇的に変わった。

「え〜、断られたらイヤや〜」と言ってた生徒が、「あの人、断りそうやでー。声かけよー」と言うようになった。

気がつくと、他の人へ声をかけていた。

断られると、「やった〜。アメに近づいた〜」



そんなにアメが欲しいのですか。。。。。


そんなことも思ったけれど、とにかく楽しそうに声がかけられるようになった。

慣れもあったと思う。

少しずつ声をかけることで話し方もうまくなり、断られてもそんなにダメージがないこともわかった。

それにしてもアメとムチとはよく言ったもので、“アメ効果”は絶大だった。


後日、保護者のかたから子どもたちの変わりように「いったい、どうやったんですか?」と聞かれたくらい。


その日の振り返り




以前の授業で、生徒たちが授業態度の評価を4段階(S,A,B,C)で考えた。

毎回の授業終わりでは、その評価を自分たち自身でおこなうようにしている。

たいていは、Bだったりして、ためにAになる。(注:Sが一番良くて、Cはダメ)

その日、取材が出来た小学4年生の女の子。

「私、今日はSやわ!めっちゃ頑張った!」

自画自賛。

先週の悔しさがあったから、このときの嬉しさは格別だったと思う。


帰るときのエレベーター。

そこのにいた彼女は、先週のうつむいていたのがウソかのように自信にあふれた顔をしていた。


後日談


取材から数週間がたったとき。

彼女の口から、「取材楽しかったわ〜。早く、またやりたい!」という声が聞かれた。

お店の店員さんとか習い事での初対面の子にも気軽に話しかけられるようになったという。

「4月なってクラス替えしても、すぐ友達作れそうやわっ!」


取材へ行くのに緊張して、もじもじしていたのがわずか数ヶ月前のこととは思えない変わりっぷりだった。











〜 こどもしゅっぱん社、新規メンバー募集 〜


4/13よりこどもしゅっぱん社の2013年度授業が開講します。
限定5人、生徒を募集しています。

詳しい内容、お問い合わせなどはHPをご覧ください。


2013年3月18日月曜日

求む!こどもしゅっぱん社、応援団







小学生が夢中になるものが、ここにある!


こどもしゅっぱん社は、「行きたくてムズムズする」「ここがストレス発散の場」と生徒に言われる教室です。

4月から2013年度の授業がはじまります。

現在、生徒数は3人。

子どもたちも「もっと増えて欲しい」と話しています。

人数が増えたほうが多様な意見も出て、子どもたちも学ことが多いです。

『なんとしても、新規で5人の生徒さんに来てもらいたい』

そう思って、D.Liveでは新規メンバーを募集しています。

生徒曰く、「来たらぜっっっったいにたのしい!」です。



自分たちで決めたことがカタチになる。

自分たちでやりたいことを出し合い、それを実際にやっていく。

子どもの頃に、「大人になったらこんなことしたいなぁ?」と思ったことはありませんか?

そんな「子どもでは出来ないだろう」と思うことがこどもしゅっぱん社ではおこなえます。

生徒の希望で、4月より小説を執筆して、電子書籍として発売することになりました。

他にも、様々なプロジェクトが始動します。



私たちは、1人でも多くの子が自分の可能性に気づいて、自信を持ってイキイキと生きて欲しいと思っています。


今、日本では小学生が鬱になっています。
3人に1人の子どもが「自分に自信がない」と答えます。


子どもの未来のために。
ぼくたち、大人が出来ることを。


そんな想いで、こどもしゅっぱん社を運営しています。

ぜひ、皆様のお力添えをお願いいたします。


方法1.

「こどもしゅっぱん社っていう小学生がめちゃくちゃ楽しむ教室があるみたいだよ」と友達に伝える。


HPのURL(www.dlive.jp)やビラなどを見せて、ぜひいろいろな人へお伝えください。

ytapples613@gmail.comまでご連絡をいただければ、ビラのデータやビラもお送りさせていただきます。

少しでも多くの人たちにこどもしゅっぱん社の存在を知っていただきたいですし、届けたいです。


<方法2>
小学生の親御さんにこどもしゅっぱん社を勧める


ぜひ、知り合いのかたへお伝えください。
詳しいことを聞きたいということでしたら、どんなことでもご説明させていただきます!


<方法3>
D.Liveに、勧めたい人を教える(もちろん、相手さんの同意の上で)


「あの子、向いてそう」
「あそこんとこ、いいんちゃうかな?」

そんなかたをぜひ、ご紹介ください。

私たちから、直接ご連絡して、こどもしゅっぱん社について説明させていただきます。






4月13日より、2013年度の授業がはじまります。

そこまでに、5人のメンバーを集める。

それによって、よりおもしろい”こどもしゅっぱん社”ができます。

いろんな子どものストーリーが生まれます。

まちにもたくさん取材に行けます。



私たちの団体は、まだ法人化して1年です。

まだまだ、できていないこともたくさんあります。

でも、「子どもたちの可能性を伸ばしたい」という想いだけは誰にも負けません。


ぜひ、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。



NPO法人 D.LIve
代表理事 田中 洋輔



Facebook : 田中 洋輔
Twitter     : ytapples613
mail          : ytapples613@gmail.com
HP           :  www.dlive.jp