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2011年9月23日金曜日

まだ慌てるような時間じゃない





長野県に2ヶ月ほど行っており、ゆっくり考える時間が出来ました。
じっくり考えると、今まで見えていなかったものに気がつきました。
考えればわかることなのですが、どうも死角になっていたと言うか、気がつかないふりをしていたような気がします。



起業が目的になっていた



起業さえしてしまえば万事うまくいくような錯覚がありました。

助成金を取り、立ち上げてしまえばあとはなんとかなるだろうという気持ちがあった一方、”そんな簡単にいくわけがない”という不安が心の中でせめぎ合っていました。

大けがするのが怖くて、チャレンジできず、頭の中だけで考えて悩む日々でした。

事業計画を書くにも、この企画によって本当に子どもたちに変化はあるのか、子どもが興味を持ってくれるのか実感を持てずにいました。
なぜなら、実際にやったことがないから。

やったことがないから、どうなるかもわからない。
わからないから、企画もつめられないし、事業計画も書けない。

そんな八方塞がりな状況でした。



まだ慌てるような時間じゃない



原因は、”あせっていた”ことに尽きます。

周りの仲間は、起業したり、マスコミで取材を受けたりするなど結果を出してる。
それを見ていると、
”いつまでもくすぶっているわけにはいかない。自分も早く結果を出さなくては”
と、焦ってしまい、やる気が空回りしていました。

基礎体力も出来ていないのに、ホームランバッターを目指して、大ぶりを繰り返し、フォームを崩してしまうような悪循環に陥っていました。

別に慌てる必要もないし、焦ることもないのに気ばかりが急いてしまっていました。



急がば回れ



一攫千金、一発逆転ホームランを狙うのではなく、コツコツ地道に進んでみよう。
ゆっくり考える時間を取ることで、そう考えることができました。


やりたい企画がいくつかあるので、個人経営の塾などを借りたり、区民センターなどでやっていこうと思います。

そうやって、少しずつ実績を重ねながら、事業計画書も作っていきます。


自分よりも若くてすごい人もたくさんいます。
けれど、他の人と比較しても仕方がない。
『自助論』を読んで、まだまだ慌てなくてもいいなと思いました。
継続して、努力を続ければ必ず結果は出るはず。
自分を信じ、ゆっくり前を向いて進んでいこうと思います。




<編集後記>

今日から、静岡でNPO関連の研修を受けてきます。
200人くらい人が来るらしいので楽しみです。
たくさんの人の話を聞き、刺激をもらえればと思っています。

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