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2011年12月6日火曜日

山埼亮さんが語る地域活性化を実施するための具体的な戦略





昨日は、「WORLD SHIFT KOBE」に参加してきました。

朝からMERRY PROJECTで新長田のまちを歩き、
昼からは、”コミュニティデザイン”でおなじみの山崎亮さんの話を聞いてきました。

「どうやって地域活性化で食べていくのか?」
「どうすれば、よそ者がその地域に入っていけるのか?」
など、聞きたいことは全て聞けたので、メモ代わりにエントリ−。






<地域を変えることは難しいことではない>


女子学生が卒業研究でダーツを投げて選んだ島を変えていった。
8000人ほどの島で”NPO"という言葉も知らず、”まちづくり”という文言も出なかったところ。
しかし、5年ほどたったら現地のおばちゃんたちがNPO法人を設立して、地域の特産品などを大阪などに卸している。

1人からでも地域は変えられる。

ダーツを投げるまでは名前すら知らなかった島へ1人の学生が行って、地域が実際に変わった。
笑顔が増え、他のところからも訪れる人が増えた。

1人からでも、World Shift は起こせる。






<どのようにして地域に入っていくか?>


相手がなにで困っているかを知ることが一番大切。

5人の地域のキーマンを見つける
そして、その人に3つのことを聞く。


1. なにをやっていますか?
2. 困っていることないですか?
3. あなたが注目しているこの地域の人を3人紹介してください。


紹介してもらった人に会いにいき、その人に上記の質問をまたする。
そうやって、まずは50人と会う。
それくらい会えば、だいたい地域のキーマンなどもみえてくる。



<アイデアの生みだしかた>


まずは、多くの事例を知ること。
事例の中から、どれが使えるかを考えていく。

山崎さんの会社では、プロジェクトに関する本を徹底的に読んでいる。
会議では、「この本のあれ使えるよね」「あれを、ちょっと変えたらどうかな?」といった会話がよく出てくる。
事例を知らないと、会議についていけない。







<いかにしてコミュニティデザインでお金を稼ぐか?>


対価が発生するということは、困っている人をラクにすること。
”働く”とは、”傍(ハタ)を楽(ラク)”にすること。
そのためには、日本の課題、地域の課題を知ること。
困っている人がいれば、それをどのようにして解決するか。
それが出来れば、喜ばれるし、感謝されるし、お米をもらったり地域の特産品をもらったりして、結果お金もいただくことができる。




【編集後記】

紹介してもらうのはいいけれど、なにを話していいのかわからなかったのですが、
「なにをしているのか?」「なにが困っているのか?」を聞くというのを教えてもらって、気軽に人へ会いに行けそうです。

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