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2013年9月19日木曜日

こどもしゅっぱん社がわかってきた!





こどもしゅっぱん社をはじめて3クール目。(半年で1クール)

やっと、自分なりに手応えを感じられるようになってきた。


なにが正解かわからない





手本にするものがほとんどない。

“日本初の習い事”なんて言っているけど、他がやっていないので、全てが手探り。

授業カリキュラム、生徒への対応。

考え、試して、改善。

その繰り返し。

試行錯誤の連続だった。

先日、取材で「うまくいかなかったことはありますか?」と聞かれたけど、そんなものは山ほどありすぎて覚えていないほど。

毎週の授業がチャレンジ。

「これでいいのか?」

「うまくいく?」

そんな不安と「どうなるだろう?」という少しの期待を持ちながら授業に挑んでいた。


授業デザインを!




はじめは、ただの雑誌作り教室だった。

雑誌作りの授業をするだけでヒィーヒィー言っていた。

1クール目が終わり、進め方などもわかり余裕が出てきた。

次に考えたのが、授業デザイン。

“どういう力を生徒につけさせるのか?”

ただ、ポストイットにアイデアを出す作業をしていても成長はない。

授業の中でどうやって生徒を成長させていくか?

身につける力(取材力、企画力など)をいくつか作り、それを元に授業カリキュラムを組んでいった。

授業では、具体的にそれぞれの力をつけるための講座や内容を実施。

けれど、なにかがしっくりこなかった。



劇的な成長を!




「どうすれば、生徒が集まるだろう?」

生徒の集客を考えたときに、思いついたフレーズが “劇的な成長”だった。

生徒の成長が親子共に実感が出来れば、それが口コミになり、生徒が増える。

とことんまでに、生徒の成長にコミットしようと思った。

僕たちは別に、いろんな力を子どもたちにつけさせたいわけじゃない。

「やったら出来た」という自信や、努力する楽しさ。

普段出来ない経験をたくさんして欲しい。

いろんな力をつけるのは手段。

自分の成長が実感出来れば、それが自信になる。

出来ることが増えれば、次にやりたいことが見えてくる。

生徒が劇的に成長するためには、どういうことが必要なのか?

どういう力を身につけてもらえば良いのか?

そう考えると、急に授業作りがわかってきた。


圧倒的な達成感




“どんなときに人は成長するんだろう?”

考えて出た結論は、“圧倒的な達成感を得たとき”だった。

高校球児が、夏の大会で負けて甲子園で土を集める。

泣きながら。

あの涙は、達成感だ。

悔しさ、後悔もある。

けれど、今まで「よくやってきたな」という達成感が多くを占めていると僕は思う。

なにかを成し遂げたとき、人は達成感を得られる。

それは、うまくいったときもうまくいかなかったときも。

「今まで必死にやってきた」

その気持ちは、他人と比べるものではなく、自分の中にある絶対的なもの。

こどもしゅっぱん社でもこの気持ちを感じて欲しい。

“ガンバってやり遂げた!”という気持ちがあれば自信になるし、成長に繋がる。


まとめ




「どうすれば、達成感を得られるか?」

ただ、それだけを考えて今は授業作りをおこなっている。

雑誌を作り終えたあとに、”最高の達成感を得る”ことを生徒に目標として課した。

やりきったと思えるように、記事は何度でも書き直させる。

妥協させない。

「ガンバった!」

誰の評価でもなく、自分自身でそう思えるように。



1年半たって、ようやくしっかりとした手応えを感じられるようになった。

まだまだ迷ったり、悩んだりすることも多くあると思う。

でも、今は自信を持って “こどもしゅっぱん社”を人に勧めることができる。

多くの人に喜んでもらえるように、多くの人に届けられるように。

今日も、そのために仕事をする。










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