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2013年7月28日日曜日

社会を変える気概を持った仲間たち




NPO法人 ETIC主催の『アメリカン・エキスプレス・サービスアカデミー 2013』に参加してきました。


「サービス」にフォーカスした、社会起業家・NPO リーダー向けの人材育成プログラムです。これまでにない革新的な社会的サービスの提供を通じて、社会課題の解決を志す若手社会起業家が、自らのサービスモデル、またその根拠となるビジョン、ミッションを捉え直し、新たな一歩を踏み出すきっかけを提供することを目的としています。


というもの。

2泊3日、東京でみっちり学んできました。



サービスは見えるもの?見えないもの?





まずは、サービスに関する講義。


サービスは、見えないものとして捉える。
そうしないと、可視化しようしない。出来ない。



自分たちはどこかで、「教育は見えないものだし、仕方ない。。。」って諦めていた。

でも、それを見えるようにしないと、お客さんはお金を払えないということに気がついた。


「どうすれば、“可視化出来るか?”」


教育業界の人は、みんな悩む問題。

カタリバの今村亮さんと話していたときも、「難しいですよね〜」なんて言いながら二人でうなずいていた。


“そもそも見えないもの”と捉えれば、自分達としてのスタンスも変わる。


1つ自分たちで決めたのは、“親や生徒が実感出来るくらいのドラスティックな変化を起こすこと”


変化だから、目に見える。

見えたらそこは価値になる。

実感出来るほどの劇的な変化をおこすためにどうするか、それを念頭にしてプログラム作りを今はおこなっている。



ボトルネックは、トップの人





これは、自分自身にとってはイタい言葉だった。


「ボトルネックは、代表。組織の器は、代表の器で決まる」


わかってはいたけど、ストレートに言われるとヅキヅキくる。

別に僕へ直接言われたわけではないけど、後ろから大根で思いっきり殴られたような衝撃。

ただ、そのあとに「だからこそ、代表は成長出来るし、成長しなくちゃならない」ともおっしゃってた。

簡単な話で、頭打ちになったら、またそこから成長すれば良いだけの話し。

僕らがスゴ過ぎてあがめたてまつっている人でさえ、日々悩むし、自分がボトルネックだなと思って落ち込むこともあるらしい。

「みんな悩むし、自分なんてまだまだ」と思うのか...ってわかると、すごく気が楽になった。


こどもしゅっぱん社はおもしろい




自分達ではおもしろいという自信はあった。

でも、「もしかしたら、そもそもニーズはないんじゃないのか。。。」なんて不安にもなっていた。


メンタリングをする中で、小学生のママでもある職員さんに「めちゃくちゃおもしろいよー」と言われたり、「ニーズはあると思うよ」とコメントをもらえたのは嬉しかった。


どれだけ努力しても、そもそも前提としてイマイチだったら、うまくいくわけがない。

それは、無駄な努力になってしまう。

ポジティブなフィードバックをいただいたことで、また1つ自信に繋がった。(これ、近江八幡の研修後も言ってた気が。。。苦笑 )


なにより心強かったのが、同じようなことをしようと思っているかたが他に2人もいたこと。

同じ問題意識を持ってて、同じ悩みを共有出来て、同じ熱量で話しが出来る。

もう、嬉しすぎ!

「やっぱり、間違っていないよね〜」なんて確認出来たし、とても良い出会いだった。


まとめ




3日間での研修で学んだことはたくさんある。

自分自身、人生の転機になることもあった。

でも、それ以上に大きかったのが一緒に参加した人たちとの出会い。

全国から、30人近くが参加していた。

同じ熱量、同じ想いで行動している人が日本にこんなにいるんだと思うと、もうめちゃくちゃ嬉しかった。


年代が違ったり、フェイズが違ったりでなかなか同じ目線で語り合える人がいなかったので、その出会いが自分にとってはほんとに大きい。


「みんな、もがきながらガンバってる」ってのを知ったら、「1人じゃない」と思えるし、辛いときもガンバれる。


同じ志を持つ仲間が出来て、「この人たちと一緒にやっていけば、きっと社会は良くなる!」と思えた。

「もっと、社会を良くしたい。変えていきたい」

改めて、やるべきことが明確になった。

今後、フォローアップ研修もあるので、「成長した姿を見せられるように自分も精進していこう!」と思えた、ホテルに缶詰の東京3日間だった。











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