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2014年1月22日水曜日

挑戦する勇気を高め、恐怖を減らす方法



挑戦をするときに、必要な要素の1つに『勇気』がある。

今までやったことがないこと、確実性が低いことに対して人は恐怖を感じる。

たとえば、会社を辞めて起業をする場合。

「倒産するかも」

「周りの人たちからバカにされるかも」

「親から止められるかも」

「恋人に反対されるかも」

いろんなことを考えてしまう。

それは、全て恐怖という感情だ。

どうすれば、そんな恐怖に立ち向かえる強さを身につけられるのか。


「勇気」の科学











勇気には、2つの基本要素がある。

『行動意志』と『恐怖のコントロール』


恐怖を抑制することと、行動意志を高めることの2つの能力を向上させることで、あなたの人生の価値は高まり、より良く生きられるようになります。


ここで大切なのは、この2つは関連していないということ。

行動意志を高めたら恐怖は減るものではなく、恐怖が増えても行動意志が減るものでもない。

2つを切り離し、別々でアプローチすべきだとこの本には書いている。

今日は、恐怖のコントロールについてまとめてみる。



恐怖をコントロールする


恐怖は、人間が自己防衛するための本能的な反応。

ライオンと対峙したときに、恐怖を感じなければ命はなくなる。

恐怖を全く感じなくなることは出来ない。

だからこそ、コントロールする必要がある。


恐怖を感じる原因の1つは、不確実性

未知だからこそ、人は恐れを感じる。

予想できる失敗だと、人はそこまで不安には思わない。

未来をイメージし、不確実性を減らすことで恐怖を減らすことが出来る。


2つめの原因は、周りの反応

拒絶や避難されることを想像し、人は恐怖を感じる。

それは、自分に目がいっているから。

自分自身のことが気になればなるほど、恐怖を感じやすくなる。

そんなときは、視点を自分に向けるのではなく外へ向ける

スピーチで緊張するのは、自分がどう思われるかを考えるから。

人がどんな話しを聞きたいかを考える(相手に視点を向ける)ことで、恐怖は減っていく。



魔術的思考で勇気を高める



意外にも、超自然的な力を信じることは、勇気を高める効果的な手段になり得るのです。
魔術的思考は、不安や恐怖への対処と、勇気と自己効力感を高めることに直接的な関係があります。

“ラッキーアイテム”を信じることで、人の勇気は高まる。

まさに、「信じる者は救われる」

僕は、フレデリックの小さなぬいぐるみを常にカバンに入れている。

カフェで仕事をするときなど、パソコンの横に置いて仕事をする。

彼に見られていると集中力は高まるし、「がんばろう」と思える。


他にも、具体的な方法が2つ記載されている。


自分は幸運な人間であると自分に言い聞かせる

運を記録する


こうすることで、運を味方につけているという自信が高まり、恐怖とも戦える。


まとめ



迷信を信じることで恐怖を減らせるという科学的統計があるというのがおもしろい。

人は、「自分は運がいい」と思えば、運が良くなるようだ。

挑戦するときは、誰だって恐怖を感じる。

大切なのは、恐怖とどう付き合っていくか。

未来を想定し、失敗を予測する。

自分にベクトルを向けるのでは無く、人にベクトルを向け、視野を広げる。

そうやって、恐怖をコントロールする。

ゼロには出来なくても、恐怖を減らすことは可能だ。

明日は、『行動意志』について書こう。










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