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2013年11月22日金曜日

こどもしゅっぱん社の転換期



1年半ほどやってきた“こどもしゅっぱん社”。

悩み、考え、試行錯誤しながらやってきた。

ここへ来て、大きな大きな転換をしようと決めた。


生徒が増えない


価格を上げてから、なかなか生徒が増えない。

料金の問題。

告知不足。

いろんなことがある。

その都度、方向性を見直し、どうするかを探っていった。

今のまま続けていって、結果は出るかも知れない。

けれど、大きくガラガラポンしたくなった。


成し遂げたい社会


『どんな社会を創りたいのか?』

改めて、その命題に取り組んだ。

僕たちはNPOである以上、社会を変えるために存在している。

社会への存在意義がないならば、団体として存続する必要はない。

法人前に何度も何度も考えたこの問いに今一度、向かい合うことにした。

話し合った結果、こどもしゅっぱん社の立ち位置は『挑戦する場』に決まった。

挑戦することで、成功体験を積んで自信をつけていく。

僕たちの団体は、体験ではなく、経験を身につける場所を作る。

こどもしゅっぱん社は、どんどんいろんなことにチャレンジする。


今まで迷っていたこと


正直、やりたいことがやれていないというジレンマはあった。

生徒を増やすために、「身につく力が大切」、「成果が必要」だと思い過ぎていた。

子ども達がやりたいことをどんどんさせるつもりだったのに、気がついたら学校の授業みたいになっていた。

座学が増え、取材する機会も少なかった。

こどもしゅっぱん社の中で、身につく力をつけて、経験も身につけ、自信も育む。

全てを取り入れようとしすぎて、ぐちゃぐちゃになっていた。

先日、亀岡にある“教えない塾”『福幸塾』へ見学に行った。

そこで気がついたのは、「引き算」だった。

僕たちは、いろんなことを「足し算」でやっていた。

カメラをやって、文章力もつけて、考える力も身につける。

でも、福幸塾は「計画力をつける」というただ1点のみだった。

すごくシンプル。

保護者にも伝わりやすい。

授業を見せてもらい、ガラガラポンしようという決意を固めた。


楽しみすぎる


今までつけていたリミッターを外した。

保護者に伝えるために、「こんなことをしなければならない」という思考をやめた。

やりたいことをやる。

“夢”とか“目標”とかに関する授業は極力しないようにしていた。

自己啓発(笑)

そんな風になるのを恐れていた。

でも、もういい。

こどもしゅっぱん社は、子ども達が挑戦する場所。

大人にしか出来ないと思われているようなことをどんどんやっていく。

「えっ?そんなことしているの?」

周りが驚くようなチャレンジをしていく。

山登りでたとえると、今までは登山の訓練ばかりだった。

筋肉を鍛え、地図の読み方を知り、道具の使い方を覚えていった。

今度からは、イキナリ山へ登る。

登る中で、学び、筋肉もついてくる。

無知な分、いろんな怪我(失敗)もするかも知れない。

けれど、それも子ども達にとっては大きな財産になる。

虎が子どもを崖に落とすように、子ども達にムチャなこともさせていく。


まとめ




どうすれば、子どもが自主的にチャレンジをして、学んでいくのか。

どんな風にすれば良いのかを考え、カリキュラムを作っている。

ただチャレンジするだけで、振り返りがないとなにも身につかない。

しっかりとPDCAのサイクルをまわす。

どうなるかは全然わからない。

けれど、団体を設立したときくらいのワクワク感が戻ってきた。

僕たちは、なんでもできる。

僕たちは、なんにだってなれる。

いつしか、守りに入りすぎていた。

もっともっと尖る。

特定の人にだけウケたらいい。

そんなぶっとんだものをつくっていく。

いやぁ、楽しみだ。









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