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2011年6月18日土曜日

アイデアがふってきた(後編)

どうしても一人で悶々と考えていると煮詰まってしまいます。
なので、メンバーと2人で
会って企画を考えようということになりました。

企画を考える前に、
お腹が空いたので天王寺の担々麺の店へ。


食事をしながら軽くブレスト。





食事中に閃いたアイデア


「自分たちの強みってなんだろう?」
「いろんなプロジェクトに取り組ませるのおもしろいよねー」
「なんか習い事ってしっくりこやへん」


などと言いながら辛い担々麺を食べていました。
そんなとき、ふと相方が


『運動会で一番取らせるってのはどう?』


というアイデアを出しました。

内容は、
”ガクカフェに来た子どもたちが
運動会の徒競走やマラソン大会で
トップを取るためにトレーニングする”

といったもの。


「それおもしろいかもー!!!」





その発言を元に、
アイデアがいろいろ湧いて来ました。


僕たちがやりたいことは、
子どもの自尊感情を高めること。


そのためには、なにかに挑戦する機会を作ったり
成功体験を与えることも必要です。

このアイデアは、そんなこと全てを兼ね備えている!
そう感じました。



・すごい不器用な子が、調理実習のときにすごいみじん切りを披露

・歌が下手くそで音痴と笑われていた子が、歌のテストのときに
ルチアーノパバロッティ並に歌い上げる

・体育会系バリバリの男子が、すごく器用にまつり縫いをする



そんな光景が目に浮かびました。


京都にある堀川高校には、
自分が興味あることに対して研究をする
探求科というものがあります。


似たような感じで、
子どもたちで課題や目標などを設定し、
それを達成するため
行動をおこすようになればおもしろい。


大人は、基本的にコーチングするだけ。


「他に方法ない?」
「それ、ほんまに出来る?」
「明日、なにしたらいいと思う?」

そんな問いかけをし、
子どもたちが自分で考えるようにします。
慣れてくれば、高学年の子どもが
低学年の子をコーチング出来るかも知れません。


アイデアが閃いた要因




今回、良いアイデアが思いついた要因を
いくつか考えてみました。


【リラックス出来る環境】
→担々麺食べながらだった


【1人で考え抜いたあとで、話をした】
→なにも考えないでブレストをするとアイデアは出ない。


【違う角度から考えてみた】
→”習い事”でなにも出なかったので、
”プロジェクト”ということで考えたら、
「運動会で一等賞」というアイデアが出た。





〜こんな一冊も〜





『アイデアのつくり方』

”アイデア”と言えばこの本。
何十年も読み継がれている名著。
「アイデア作成の五段階」といって、
どのように閃きへと導かれるか
具体的に書かれている点が秀逸。


(1)単純明快である(Simple)
(2)意外性がある(Unexpected)
(3)具体的である(Concrete)
(4)信頼性がある(Credible)
(5)感情に訴える(Emotional)
(6)物語性(Story)

という6つのフレームワークが
すごく使える。
アイデアを出すときに、
このフレームワークにあてはめて考えています。





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