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2012年6月11日月曜日

山本繁さんに、どうやったら社会を変えられるか聞いてきた




6月6日にNPO法人 NEWVERY 山本繁さんの勉強会に参加してきた。

山本繁さんは、僕が勝手に『師匠!!』と思っている人。

たまにお話させていただいたり、勉強会へ来てもらったりしてるけれど、いつも含蓄があり勉強になる。(と同時に、自分はまだまだだなぁと痛感する)

そんな貴重なお話を2時間もみっちりも聞けるという贅沢な会。


講演テーマは、3つ。

「数ある社会課題から取り組むべきイシューをいかに選択するか?」
「ソーシャルインパクトを最大化するための事業戦略の構築」
「NPOの求心力と遠心力を高めるには」

ずっとメモしているような状況で、その中でも深く印象に残ったものを抜粋。


変容可能性を考える





山本さんの場合は、中退予防をするにあたって高校や専門学校にするか大学でやるか考えた。

そのとき、変えやすさ(変容可能性)で選んだ。

高校は、文科省が管轄しているので変えることが難しい。

大学は、それぞれが自治をおこなっているので変化させやすい。


ビジネスモデルは、最後




どこから手をつければ、一番効果が出るかを考える。

一点突破出来る場所を探す。

ビジネスモデルは、はじめから考えない。

最悪、寄付。

寄付も無理ならボランティアでする覚悟で。


Go Big

ルーム・トゥ・リードのジョン・ウッドの言葉。

『大きく考えろ!大きく行け!』


小さく考えずに、大きく考える。

山本さんも「中退者を半分にします」と言ったときにはみんな笑っていたけれど、今は笑う人はいない。

大きなイノベーション、一番成果が上がるところを狙う。

大きな社会問題、大きな挑戦のほうが応援してくれる人も増える。



求心力について


組織は、目的と目標が大切。

ここを共有出来ていないと組織はまとまらない。

そして、そこまでどうやっていくのかの方法が大切。

その方法が陳腐だと、賢い人は呆れて離れていってしまう。



まとめ




ここに書ききれないくらいのボリューム。

プレスリリースの書き方やヒヤリングについて、本の出版など内容は多岐にわたっていた。

「勉強になった」で終わらせるのではなく、1つ1つ実践していかないとダメだなと身が引き締まる思いだった。

「すごいなぁ」と感心するだけじゃなくて、自分も出来るようにしていかないと。

日々、勉強だ。

そして、実践していく!



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