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2012年6月29日金曜日

今の仕事が未来にどう繋がるかわからないとジョブズから学んだ



今、商店街の広報誌を作らせていただいている。

地域と子どもたちの繋がりを作る上で地元の商店街さんと一緒に仕事をさせていただけるのはすごく光栄なこと。

D.Liveでは、NPO法人として子どもたちが雑誌を作る教室を運営し、商店街の雑誌も作っている。

でも、学生時代にはまさか自分がNPOをやって、雑誌を作るとは考えたこともなかった。



テレビ番組を作りたかった学生時代


学生のときには、テレビ局へ就職したいと思っていた。

マスコミ塾へ通い、作文教室にも行って、テレビ制作会社で働いていた。

当時から、社会にインパクトを与える仕事がしたくて、テレビならそれが出来ると思った。


僕の強みは、“企画力”だと信じていて、実際テレビの世界で働いて自分には向いていると感じた。


結局、「生の反応が知りたい」と思ったのと、「テレビ番組を作っても社会や人を変えることは難しいのでは?」と感じたことからテレビ業界には進まなかった。



点と点を繋げる


広報誌作成で、ここのところを商店街に加盟されている店舗さんへ取材に行っている。

この仕事は、テレビの世界でやっていたこととほとんど同じ。

当時は、テレビ業界に入りたいと思っていろいろやっていたことが、今になって繋がってきている。


スタンフォード大学のスピーチで、ジョブズが『connecting the dos(点と点を繋ぐ)』という話をしていた。

大学を中退し、潜り込んだ授業で学んだカリグラフィーが後のMacに繋がっているけれど、当時はそんなことは関係なく興味と直感のおもむくままに行動をしていたことが、後から見れば価値を持っていたという内容。






僕は、学生時代にNPOをしたいと思ったことはない。

というか、NPO自体ほとんど知らなかった。

学生時代、商店街でコミュニティカフェを運営したり、商店街活性化について学び、漠然と「商店街と関わった仕事がしたい」と考えたことはある。

けど、それは「宇宙へ行けたらいいな」くらいに漠然としたもので、仕事にしようとまでは思っていなかった。


そんな漠然と思っていたことや行動したこと全てが今の仕事に繋がっている。

子どもの教育、商店街との関わり、取材活動などなど。



まとめ


明確な目標を持って行動していたわけじゃない。

「テレビ局へ行きたい」

そんなふわふわした思いをもって制作会社で働いていた。

そのときの直感で、「やりたい!」と思ったことをやっていたら今に繋がった。

僕は、学生時代には明確な目標や計画はあまり必要ないと思っている。

いろいろなことをやってみて、経験しないとなにもわからない。

それが未来にどう繋がるかなんてわからないし、もしかしたら全く意味がないのかもしれない。

けれど、やってみないとおもしろいかどうかもわからないし、未来を考えながら行動をおこすことなんて無理。

未来にどう繋がるかなんて考える必要はない。

おもしろそうだと思うこと、なんとなくいいなと思ったこと。

そんな直感に身を任せて、そのときそのとき懸命に生きていれば、いつか未来に繋がるのだと僕は思う。



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