Pages

2013年12月1日日曜日

3つ言うのは、なにも言わないのに等しい





デイリー・レコード紙の成功の理由を聞かれたアダムズは、こう答えている。
「理由は、3つ。人名、人名、人名だ」
ここでちょっと考えてみよう。
アダムズは、地域重視こそがデイリー・レコードの成功のカギだという核となるアイデアを見つけ、それを伝えたいと思った。
ここまでが第一段階だ。
第二段階は、その核となる部分を他者に伝えること。彼は、それを見事にやってのけた。


これは、『アイデアのちから』という本に記載されている内容。
(もし、読んだことがない人がいればぜひぜひ一読を薦める!アイデアのヒントがいっぱい詰まってる)

地方新聞のデイリー・レコード紙が大切にしているのは、地域の人の名前を掲載すること。

だから、他の地域で大きな事件が起こってもこの新聞ではニュースにならない。

単純明快で非常にわかりやすい。

“こどもしゅっぱん社”での悩みの一つは、わかりにくさだった。

「なにしているところなんですか?」

よく聞かれる質問。

そのたびに、うまく答えられなかった。



こどもしゅっぱん社は、挑戦する場





『メッセージには、優先順位が必要です。3つ言うのは、何も言わないのに等しい』
(アイデアのちから)


いろんなことを言うと複雑すぎてよくわからない。

「こんな力がつきます」

「生きる力が〜」

伝えたいという想いが先立ち、多くのことを言い過ぎていた。

シンプルに、シンプルに。

単純明快にしていく。

こどもしゅっぱん社は、挑戦する場。

挑戦に特化していく。

雑誌のコンセプトも、『こどもの挑戦応援マガジン』にする。

子どもの挑戦を応援する。

応援していくれる大人を増やす。

子どもと大人、一緒に挑戦する。

そんな場所にしていく。

『子ども  挑戦』と検索したら、うちが一番はじめに出るくらい。


僕たちがするべきこと






改めて、僕たちはどんなことが出来るんだろうかと考えてみた。

まず、子どもたちを応援してくれる大人を集める。

応援の形は、いろいろある。

「挑戦する機会の提供」

「子どもの相談にのる」

「子どもの挑戦に対しての支援をおこなう」

「作った雑誌を置いてくれる」


こういう形が出来るような仕組みを作っていかないと。

そして、子どもたちの挑戦を僕たちが多くの人たちに発信していく。

「こどもしゅっぱん社の子たちってこんなことやってるんやぁ」

もっと多くの人たちに伝えていきたいし、伝えられるくらいどんどん挑戦をしていく。


まとめ


シンプルに考えることで、逆にアイデアがたくさん出てきた。

明確になったことで、やるべきこととすべきではないことの差がよくわかる。

12月に入り、寒くなってきたけど、僕の心はベリーホットだよワトソン君。









0 件のコメント:

コメントを投稿