夏に行ったセミナーで、『団体のボトルネックは、代表である』ということを聞いた。
ハンマーで思い切り殴られた気分だった。
なんとなくはわかっていたけど、事業がうまくいかないのは全て自分の責任。
正直、ショックだった。
けれど、考えかたを変えると、自分が変われば団体は飛躍していくことになる。
メンターからのアドバイスなどもあり、少しずつ僕は自分の弱さを見つめることが出来るようになってきた。
自分のメンタルモデル
人には、メンタルモデルというものがある。
“世の中やものごとに関する前提”だ。
たとえば、「完全であらなければならない」とか「人の前で弱みを見せてはいけない」などといったもの。
幼少期から振り返り、自分の中にはどんなメンタルモデルがあるのかを探っていった。
すると、わかったことは僕には『どうせ誰もわかってくれない』というメンタルモデルがあることがわかった。
要は、どれだけ努力しても誰も自分のことをわかってくれない。
努力なんて意味がないと深層心理で思っていた。
でも、そんなことを思っている自分のことを知らないので、必死になって努力をする。
うまくいかなくなると、深層心理は「ほらね?結局、誰もわかってくれないし、うまくいかないんだよ」となる。
自分でアクセルを踏みながら、反対の足でブレーキを踏んでいるような状態。
ずっと自分の中でもがき、苦しみ続けていた問題の原因は、これだった。
加速とあらたに見えた壁
自分自身の思い込みがわかったことで、事業の加速度が劇的に変わった。
状況は変わらないが、見えている未来は全く違う。
来年は、間違いなく飛躍の年になるという自信がある。
そこで、考えていくと次に見えてきたのは対人関係。
自分と向き合うことは出来たので、今度は他人。
今、考えている事業は1人では絶対に出来ない。
多くの人に支えられ、応援していただき、手伝ってもらって成り立つ。
自分の力での限界が、ハッキリと見えている。
今までの自分を全て捨てる
ここらで、今までの自分を全て捨てようと思う。
過去の成功体験なんかも全部忘れる。
“自分は、こうだ”とかいうのは、結局のところメンタルブロック。
“こうでなくてはならない”という、目に見えない壁だ。
僕は、人見知りで、正直なところ人と付き合うのが苦手だ。
気も遣うし、人と会うと疲れる。
お酒も弱いから、余計に飲み会は敬遠する。
今までずっとそうやってきた。
「Just say No!(どんな誘いも断る)」が合言葉だった。
けれど、自分で自分の限界を決めていたら成長なんてたかが知れている。
今、僕にはどうしても手に入れたい未来がある。
ステキな社会を創りたい。
そのためには、過去の自分と決別することが必要だと判断した。
具体的にどうやっていくかはこれから考える。
でも、忘れてはいけないので、宣言の代わりとしてここに書いておく。
2014年、僕はリニューアルする。
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